城 【登城記】明石城巽櫓の内部見学に行ってきた 先日明石城に行く機会があったのでその記録。GWの2日目ということもあり、「肉フェスタ」なるイベントもやっていて大変賑わっている。しかしボクの目当てはフェスタではなく、春期に内部公開されている巽櫓たつみやぐらだ。城の南側から見たときに2基の三... 2024.04.30 城
読書 汗牛足B vol.2 『会社を変える分析の力』河本薫 ★本書を読んでわかること データ分析とは何か データ分析でビジネスを変革するプロセス 分析プロフェッショナルに必要な資質と心構え ★サマリー データ分析に関する勘違い どれだけデータ収集して数値計算しても、問題解明につながらなければ、データ分析とは呼べない。IT化が進行し、誰もが簡単に分析を実行できるようになった現在において重要なのは、分析を実行する力よりもどんな分析をするか構想する力である。 2024.04.29 読書
読書 山崎元の遺著『経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて』を読んで 今年(2024年)亡くなった経済評論家・山崎元の最後の著書を読んでみた感想。一言で言うと、意外と底が浅い(失礼!)。東大に入学した息子宛の手紙が元になっているのだから当然なのかもしれないが、結局のところ一個人の処世術の範疇に留まっており、労... 2024.04.21 読書
読書 汗牛足B vol.1 『データ分析の力 因果関係に迫る思考法』伊藤公一朗 ★本書を読んでわかること データ分析によって因果関係を示す代表的な方法とそのメリット・デメリットが整理できる 実際のデータ分析の事例を通じ、どのようにデータから因果関係を示すのかが分かる データ分析の課題や限界についても理解できる ★サマリー なぜデータから因果関係を導くのは難しいのか 2024.04.15 読書
ガジェット ボクが変態キーボードHHKBを買った経緯 ガジェット好きなら誰でも知っているというHHKBというキーボードの存在を知らずに生きてきたボクであったが、つい先日その存在を知り、うっかりポチってしまった。私にHHKBの存在を教えたのはこの記事である。 何というコンパクトでシンプルなキーボ... 2024.04.14 ガジェット
資格 統計検定2級の優秀成績賞を取った勉強法・受験体験記 2024年3月、統計検定2級に89点/100点で無事合格し、「優秀成績賞」を受賞しました!勉強方法や参考書についてのメモです。 使った参考書 勉強に用いた参考書はこの2冊のみ。 ▼東京大学教養学部統計学教室編 『統計学入門』(1991) 通... 2024.04.14 資格
読書 三銃士v.s.モンテ・クリスト伯、どちらの方が面白いか? アレクサンドル・デュマの『三銃士』と『モンテクリスト伯』を読んで。 どちらもアレクサンドル・デュマ(ペール)の有名作ということで、立て続けに読む。三銃士の方は大変面白く、一気に読んでしまったが、モンテ・クリスト伯は長すぎて途中だれてしまった。 イギリスの作家、サマセット・モームは『読書案内』において、三銃士について次のように記している。 2024.04.14 読書
読書 ツルゲーネフ『父と子』 ロマンチストとニヒリスト 19世紀ロシアの作家、イワン・ツルゲーネフの代表作。「ニヒリスト」という言葉を有名にしたという点でも重要な作品だと聞いていたが、作中の「ニヒリスト」は決して厭世家ではない。作中の青年アルカージイはこう解説している:「ニヒリストというのは、いかなる権威の前にも頭を下げぬ人、いかなる原理も、たとえその原理がひとびとにどんなに尊敬されているものであっても、そのまま信条として受けいれぬ人をいうのです」 2024.04.14 読書
読書 死せる<魂/農奴>をめぐる詐欺師チチコフの遍歴。 N.ゴーゴリ『死せる魂』19世紀ロシアの作家ニコライ・ゴーゴリの代表作。物々しいタイトルと全三巻の分厚さに怖気づいて積ん読状態だったが、読み始めると想像以上の面白さで一気に読んでしまった。 主人公のチチコフは、戸籍上は生きているが実際には亡くなった農奴を買い取り、それを担保に銀行から金を借りてずらかることを画策する。言わば詐欺師なのだが、持ち前の洗練された物腰で人々に巧みに取り入る。死んだ農奴を買うという非常識な行為に対して地主たちが示す困惑・抵抗と、それを説得したりやり込めたりするチチコフの弁舌が見どころ。 2024.04.14 読書
読書 ゴーゴリが拡大する人間の醜さについて 19世紀ロシアの作家ニコライ・ゴーゴリの作品3作を読む。 「外套・鼻」は6年ぶりに再読。当時はB5ノート5ページにわたって感想を記すほど興が湧いたが、今回は割に冷静に読んでしまった。 「鼻」は床屋の朝食から生身の鼻が出てきたかと思えば、その鼻が独り歩きして紳士として振る舞ったりするなど荒唐無稽だが、一つの思考実験として面白い。 官職を求めてペテルブルグに滞在中で、プライドが高く大の女好きのコワーリョフにとって、鼻がなくなるという事態は社会的な死を意味した。 2024.04.14 読書